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ヘルスカウンセリングが必要とされている理由

生活習慣病は、悪い生活習慣の積み重ね。

 生活習慣病とは、身体の負担になる生活習慣を続けることで身体全体のバランスが崩れ、仕組みが正常に機能しなくなって起こる病気の総称です。原因は人それぞれによってさまざまですが、共通しているのは「ストレス」「食生活」「運動不足」の3大要因です。これらのホルモンと自立神経系の働きを妨げ、それが限界を超えた時、生活習慣病を発症します。

日本人の約60%が、生活習慣病で亡くなっています。

 今、日本人の約60%が、「ガン」「心臓病」「脳卒中」のいわゆる3大生活習慣病で亡くなっています。特にガンは、現在では死因のおよそ1/3を占めています。

日本人の約60%が、生活習慣病で亡くなっています。

「わかっているけど、やめられない」を、まず変えることから始めましょう。

 生活週間病は、病気に対する対症療法も必要ですが、「なぜ生活習慣病を招いたのか」という原因に焦点を当てて、根本的に改善を図ることが必要です。

 最大の予防は「生活習慣の改善」ですが、食生活や喫煙など、長年の生活習慣を変えるのは容易ではありません。本人の努力や、医師などの指示を受けても本人の意欲が低いままでは、「三日坊主」に終ります。

 生活習慣の改善には、第三者による指導でだけではなく、「自ら気づいて、意欲を持って行動すること」「家族など身近な方の応援やサポート」など、メンタル面の働きがとても重要になります。

「わかっているけど、やめられない」を、まず変えることから始めましょう。

内臓脂肪型肥満(メタボリック症候群)と生活習慣病
40歳以上の男性は2人に1人、女性は5人に1人

 内臓の周りに脂肪がつき、高血糖・高血圧・高脂質などの危険因子が重なることで、動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす可能性が高い「メタボリック症候群」。

 40~74歳では“男性の2人1人、女性の5人に1人が、メタボリック症候群が強く疑われる者またはその予備群と考えられる者”とされています。

内臓脂肪型肥満(メタボリック症候群)


メタボの人とその予備群予備群には保健指導が待っている!
あなたの腹囲(ウエスト)、大丈夫?

 2008年4月から、40~74歳までのすべての健康保険の被保険者・被扶養者を対象に、メタボリック症候群をターゲットにした「特定健診・特定保健指導」が実施されています。
 「特定健診」では、これまでの健診項目に腹囲測定が加わるほか、「メタボリック症候群または予備群」と判定されると、医師からなどから「特定保健指導」(面接等による食事や運動等の指導)を受けることになります。

[参考] メタボリック症候群の診断基準
内臓脂肪蓄積
ウエスト周囲径  男性 85cm以上
女性 90cm以上
(内臓脂肪面積100平方cm以上に相当)

+ 以下のうち2項目以上

項目 血中脂質 血圧 血糖
基準
  • 中性脂肪(TG)値 150mg/dl以上
    (高トリグリセライド血症)
  • HDLコレステロール値 40mg/dl未満(低HDLコレステロール血症)
  • 収縮期血圧値(最高血圧) 130mmHg以上
  • 拡張期血圧値(最低血圧) 85mmHg以上
  • 空腹時血糖値 110mg/dl以上
服薬
  • 高トリグリセライド血症に対する薬物治療
  • 低HDLコレステロール血症に対する薬物治療
  • 高血圧に対する薬物治療
  • 糖尿病に対する薬物治療

※CTスキャンなどで内臓脂肪量測定を行うことが望ましい。
※ウエスト周囲径は立位、軽呼気時、臍(へそ)レベルで測定する。
 脂肪蓄積が著明で臍が下方に偏位している場合は肋骨下縁と前上腸骨棘の中点の高さで測定する。
※メタボリック症候群と診断された場合、糖負荷試験が薦められるが診断には必須ではない。
※糖尿病、高コレステロール血症の存在はメタボリック症候群の診断から除外されない。

(日本動脈硬化会、日本糖尿病会、日本高血圧学会、日本肥満学会、日本循環器学会、日本腎臓病学会、日本血栓止血学会、日本内科学会、2005年4月)